2018年6月18日にみずほ銀行のATMの一部が使えないという声が!
どのような状況なのか調べてみました。
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ATMの一部が使えない?
みずほからは正式な発表がありませんが、SNSなどでATMの一部が使えないという声がありました。
半数のATMが使えていない模様!
利用できているATMでも不具合が発生しているという声も。
地震による影響なのか?しかし、関東地方でもこの現象は起こっているらしい。
またしてもシステム障害が起こってしまったのか?
今回は失敗が許されないだけに、迅速な対応が必要だ!
せっかくなので、システム移行に関して、調べてみた。
システム移行の影響?
みずほ銀行とみずほ信託銀行は、入出金や口座管理などを担う勘定系システムを統合した次期システムへの移行作業を2018年6月9日から始めた。
4千億円超の資金を投じて進めてきた世界最大級のプロジェクト!
このシステム移行が原因だとすると、2週間弱での出来事だ。
今後も、みずほ銀行の全国466店舗の口座データなどを8回に分けて移行予定。
システム移行が原因だとすると、今後の予定は、どうなってしまうのか。
当初見込みの3千億円台前半から大きく膨らんだ開発費は、31年度から5~10年かけて償却する予定らしいが、システム移行がうまくいかなければ、さらに開発費がかさんでしまう。
ようやく、着手し始めた移行作業へ水を差す形となってしまうかもしれない。
そんなみずほ銀行だが、以前にもシステム障害を起こしている。
最後に、以前のシステム障害についてお届けします。
以前のシステム障害はいつ?
1度目の大規模システム障害は、2002年!
日本興業、第一勧業、富士の旧3行が合併し、みずほ銀行が生まれた初日に大規模なシステム障害が起きた。
第一勧業、富士、日本興業の3銀行のシステムを「みずほ銀行」として一本化するシステム統合で、統合の方針決定が紆余曲折していた。
その中で、システム統合のスケジュール・統合作業が遅れて、予定していたシステム稼働テストの開始がずれ込み、十分な見極めができないまま開業したのが原因であった。
開業初日から現金自動預入払出機(ATM)の障害が発生、さらに公共料金の自動引き落としなどの口座振替に遅延が生じるトラブルが起きた。
トラブル発生後も対応が遅れるなどで、口座振替の遅延が拡大、大混乱となり最大級の大規模システム障害に陥った。
2度目の大規模システム障害は、2011年!
東日本大震災の直後だ。
この出来事は、3月15日に起きた。窓口やATMなどで、振り込みや現金の出し入れなど、多くの機能がマヒ。最大116万件、金額にして約8300億円の未処理取引が発生する事態となった。
原因は、人為ミスで東日本大震災の義援金を受け付ける口座での設定だった。
被害が拡大した真因は、みずほ銀の振り込みシステムの作りにあった可能性が高いともいわれている。
10年前に大きなシステム障害を起こしていたので、大きな痛手となってしまった。
3回目の失敗は許されないので、今回は念入りなテストも行っている模様。
また、非常時に備えて元のシステムに戻せる状態にバックアップもとっているらしい。
今回は、失敗が許されないみずほにとって、さらに信用が落ちてしまう危機となってしまうのか。
何事もなく、神速に問題が解決されることを祈っている。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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